＞ あれ？お互いが遠慮し合って本心言えてないじゃない！
自分にとって100％じゃないんだけど、相手がすごく喜んでいると｢うん、ここいいよねぇ｣｢うん、それいいよねぇ｣と思わず相槌する時がある。
でも｢実は、私はそこまででもない…｣と思っちゃってる、これは私にとっての｢8割｣な時。
こういうシチュエーション、色々な人との間であるんだけど一番よく出てくるのが夫との間。彼の喜んでいる様子や顔を見ると｢まぁいいっか｣と思う、それも本心だから。この2割の｢微妙｣というか｢遠慮｣、これが積もって自分の内から外にネガティブとして吹き出てしまう時がある。
先日カフェに行った時のこと。
初めて行くそのお店、ワクワクしながら行ったんだけど行ってみたら何だか微妙な感じがした。
接客もコスパもいい感じではあるんだけど、正直私にとっての100％じゃなかった。そして夫はとても喜んでいるし、例の如く｢うん、いい感じだねぇ｣と相槌していた。
その時とある些細な店員さんの一言に、｢ん？｣と自分の内にあるネガティブが外に出そうになった。
そこで感じてみた…、これはどんなネガティブなんだろう？怒り？怖れ？プライド？罪悪感？
お店を出た後、夫に｢実は、ここそんなにいい感じだと思わなかったんだ｣と告白した。そして彼が嬉しそうにしてたからそれを言えなかったことも告白した。
手放しワークを日課にしている私達は今何を感じているか話し合った。
そしたら夫から意外な一言が出てきた。
｢実は自分もそこまでかもしれない…｣
｢えぇ！？そうなの？喜んでいると思ってた｣
｢ちが『いいよねぇ』って言うからそれが嬉しくて｣
あれ？お互いが遠慮し合って本心言えてないじゃない！
お互いが実は8割と感じているのにお互い相手が100％いいと思っていると思って、いいね〜と言い合うなんて。
相手を傷つけないようにっていうのは良いように言えば気遣いだけど、ある意味｢怖れ｣とも言える。
そして本心を言うと相手を傷つけるかもしれないという｢怖れ｣でもある。
こうやってネガティブが巡っていたんだな…。
それで改めて思う、本心を言うのって大事。
相手を心配するというネガティブを選ぶより、相手を信頼するというポジティブを選ぶ。
もちろんまずはしっかり自分の内にあるネガティブを感じて認める。
自分を癒やすことで、自然に手放しが起き、ポジティブにシフトするから。
