相手を活かす質問を創るための極意
コーチングの三大スキルといわれる「質問」
「質問」についてお伝えしているとよく感想が
思い浮かばない~
何を聴いていいか、わからない
というもの。
「質問」を考えるにあたり、そもそも凄く大事にしてほしいことがあります。
それは、「相手に興味・関心をもつこと」
それも、凄く、興味・関心をもつこと(笑)
これ、ほんとーーーーーーーーーっに大事!
相手の話を聞いて、「ふーん」・・・以上
「そんなことあるよねー」…以上
残念ながら、そこから何の展開も望めません。
では、凄く!興味・関心をもつにはどんなことが試せるのか?
まずはハウトゥー的なことからお伝えします
「誰・どこ・いつ・何・何故・どう」という5W1Hを全て当てはめてみます
彼女は誰と一緒にいたい?
彼女はどこに行きたい?
…
といった具合に。
あなたはお気づきかもしれませんが、「結び」を変えることでさらなるバリエーションが生まれますね。
「~たい」という願望の部分を固定して5W1Hを変えてまず質問をつくる。
その後、過去現在未来と時間軸を変えて質問を作ることもできますね。
「~した」「~する」「~だろう」
ハウトゥー的なことはもっとあります。
しかし、エトワールコーチング的にもう少し深い部分で「どうしたら相手に興味・関心が持てるようになるのか?」を考えてみます。
相手に興味関心はなくても、自分に興味関心がある人はたーーーーーーーーくさんいます。
そこで思いだしたいのは「相手は私」と自分事として捉えることです。
分離を選ばずに「ひとつの心」を選ぶことです。
どんなことを相手は聞いてほしいだろう?
自分ならどんなことを話したいだろう?
自分の興味関心のある○○は、相手の興味関心のある○○と同じ位の熱を持ってたとしたら、、?
試してみて下さい。
相手を思う心はかならず伝わりますから。
逆も然り、ただスキルだけを追って相手に質問しても、心開きませんからね。
質問ってまずは「あなたに興味関心があるよ」という意思表示ですよね。
そうして相手とひとつでいることで、相手の可能性を引き出すというコーチング技術が生きるんだと思います。
質問をしても相手から反応が得られないと困るような時は、スキルを見直すよりもまずは自分自身がワークすることが先です。
だって、相手は自分の投影なのですから!