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新年の目標が決められない人へ|“感情の目標設定”で整えてから決める

2026.01.07

はじめに(要約)

年が変わると「今年こそ目標を…」と思うのに、なぜか決められない。
それは意志が弱いからではなく、いまの感情が置き去りになっているだけかもしれません。

このコラムでは、行動目標の前に「在りたい感情」を先に決める “感情の目標設定” を紹介します。
読み終わるころに、少しホッとして、今日できる一歩がひとつ見える状態を目指します。

こんなあなたに向けて書いています

アラフィフ。仕事も家のことも回していて、ちゃんとやれているはずなのに——
新年になると急に「このままでいいのかな」と、心がモヤっとする。

  • 目標を立てようとしても言葉が出てこない
  • 立てても続かない、自己嫌悪で終わる
  • 頭では分かっているのに、身体がついてこない

もし当てはまるなら、今年は「目標の立て方」を変えるより先に、“整え方”を入れてみてほしいです。

目標が決められないのは、あなたの怠けじゃない

目標が決まらないときって、心の中でこういう感情が同時に起きています。

  • 「ちゃんとしなきゃ」という焦り
  • 「どうせできないかも」という怖さ
  • 「本当は休みたい」という疲れ

この状態で無理に目標を決めると、目標が「未来」ではなく、自分を追い詰める道具になりやすい。
だから先に、感情の交通整理をします。

“感情の目標設定”ってなに?

ひとことで言うと、こうです。

行動目標を立てる前に、今年の自分が“よく感じていたい感情”を先に決める。
(例:安心/軽やかさ/余白/落ち着き/あたたかさ…)

感情が先に決まると、不思議と「何をやるか」が自然に絞れてきます。
逆に感情が未整理だと、やることを増やしても空回りしやすいんですよね。

私の話:目標が“固まらない年”がありました

私も以前、新年に「今年はこれをやる!」と決めようとして、何度も手帳を開いては閉じて…を繰り返していた時期がありました。
決められない自分にイライラして、「こんな自分はダメ」と責めてしまって。

でもあるとき気づいたんです。
私が本当に欲しかったのは、立派な目標じゃなくて、“安心して呼吸できる日々”だった。

そこに気づいた瞬間、目標は「やることリスト」ではなく、自分を守る選び方に変わっていきました。

今日ひとつだけ:3分でできる“感情の目標設定”

命令口調にはしたくないので、提案として置きますね。
よかったら、紙かメモに3分だけ。

① いまの気持ちを「1語」で書く

例:焦り/疲れ/不安/空っぽ/モヤモヤ

② 今年よく感じていたい感情を「1語だけ」選ぶ

例:安心/軽やかさ/余白/自信/やさしさ

③ その感情が増える「小さな条件」を1つだけ書く

例:

  • 「朝、5分だけ静かにお茶を飲めたら安心が増える」
  • 「予定を詰めすぎない日が週1回あると余白が増える」
  • 「断る文章をテンプレ化すると軽やかになる」

ここまでで十分です。行動目標を立てるのは、そのあとでも遅くありません。

今年の目標が“自分を苦しめるもの”になりそうなとき

目標って本来は「未来の味方」なのに、心が疲れていると「できない自分を責める材料」になりがちです。

だから今年は、まず整える。
整った自分が選ぶ目標は、たぶん少し優しくて、少し続きやすい。

もし伴走が必要なら(選択肢として)

もし「ひとりだと整えにくい」「言葉にしようとすると、かえって混乱してしまう」と感じるときは、無理にまとめようとしなくて大丈夫です。
目標を決める前に、いまの心に余白が必要なサインかもしれません。

コーチング・エトワールでは、感情をほどきながら、次の一歩を一緒に言葉にしていく個別セッションもご用意しています。必要なタイミングで、お問合せ下さいね。

まとめ

新年に目標が決められないときは、意志の問題ではなく、感情が未整理なだけかもしれません。
今年は「決める前に整える」。そのための一歩として、3分の“感情の目標設定”から始めてみてください。