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対話の目的は対話?!

2018.10.09

8月下旬に参加した、コーチングの第1人者である伊藤守さん講演会のシェアをします!と先月コラムに書いたのに更新できずにいました(^^;)
頑張らないで、少しずつアップしていきますね(笑)

「対話の目的は対話」、伊藤さんが講演の最後の方に仰っていたことです。

対話を問題解決とか目標達成とか何かの「手段」として使ってきたけど、対話は対話そのものに意味があるんだというお話です。

対話ってその位価値のあることなんですね。

対話に参加することで、多くの気づきが生まれます。

自分の中だけで留めていると変化は生まれません

人は基本いつも同じことを、同じ考え方で、グルグルと同じことをしています。
いつも同じ問いを頭の中で投げかけているのです。

チームや組織としても、対話をすることで動きが生まれます。
例え、対話に参加したくない人がいたとしても、対話に誘うことが大事だと伊藤守さんも仰っていました。

「コーチは新しい視点を提供する存在」だと、私はコーチング研修や講座の中でよくお話していますが、熟練された質問の投げかけによって人はようやく違うことを考え始めます。

さて、対話はディベートではありません。
意見の不一致と誤解に取り組む「大人の会話」です。

人は関わりの中で生きている存在ですが、人に踏み込むと摩擦が生じ、地雷を踏んだなぁと思う時ありますよね。
こんな位なら関わらなきゃよかった~って(苦笑)

今、多くの人がその摩擦を避けて、1人の中で生きている傾向にありますよね。
私もその気持ちはとてもよく分かるんです。

それでも、変化に摩擦が必要なのは確か。
変化していくことで人も発展してきたんですしね。

相手に伝わらないから話すのを止める、正確に伝わらない位なら話すのを止める、という方が沢山おられますが、伝わる伝わらないは極端な話どうでもよくて、対話に参加することが重要、それこそが目的なのです。

そうは言ってもしんどい時ありますよね、少しずつ始めましょう。
全部に突っ込んでいかなくても、場を選んでもいいから、少しずつ。