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50代のキャリア迷子から抜ける|合う働き方を小さく試す方法

2026.09.16

50代になって、

「このまま今の仕事を続けていいのかな」
「もう少し自分に合う働き方がある気がする」
「でも、何をしたいのかと聞かれるとわからない」

そんなふうに、キャリア迷子になったように感じることがあります。

若い頃のように、ただ新しいことへ飛び込めばいいとも思えない。

仕事だけではなく、体力や健康、家族との時間、これからどんなふうに暮らしたいかも大切になってくるからです。

だから50代のキャリアを考えるときは、急いで「次の仕事」を決めるよりも、今の自分に合う働き方を、小さく試しながら見つけていくという方法があります。

今回は、50代でキャリアに迷ったときに、自分に合う働き方を見つけていくための考え方をお話しします。

50代でキャリア迷子になるのは、決められないからではない

長く働いてきた人ほど、

「今までできていたこと」
「人から求められてきたこと」
「自分が得意なこと」

をたくさん持っています。

その一方で、

「できるけれど、もう続けたくない」
「評価はされるけれど、少し疲れる」
「嫌いではないけれど、この先も同じ働き方をしたいわけではない」

という感覚が出てくることもあります。

ここで難しいのは、

できること=これからもやりたいこと

とは限らないことです。

さらに50代になると、仕事だけを切り離して考えることが難しくなってきます。

勤務時間はどうしたいのか。
人とどのくらい関わりたいのか。
収入はどのくらい必要なのか。
体力をどこに使いたいのか。
家族や自分の時間をどう持ちたいのか。

こうした条件が重なっているからこそ、「やりたい仕事は何?」だけを考えても、なかなか答えが出ないことがあります。

これは、優柔不断な性格の問題ではありません。

いくつもの条件を、一度整理して扱ったほうがいいテーマなのです。

まず「何をしたいか」より、今の働き方を整理する

キャリアに迷うと、

「本当にやりたいことを見つけなければ」
「次の仕事を決めなければ」

と、すぐ未来へ答えを探しに行きたくなることがあります。

でも、その前に見ておきたいのが、今の働き方です。

たとえば、

・今の仕事で、意外と好きなこと
・もう減らしたいこと
・できるけれど、消耗すること
・これからも残したいこと
・本当は誰かに任せたいこと
・働くうえで、これだけは守りたいこと

こうして分けてみると、「仕事そのものが嫌なのか」「働き方が合わなくなっているのか」が少しずつ見えてきます。

エトワールのセッションでも、いきなり「では次に何をしますか?」とは考えません。

まず、今の仕事、体の状態、生活、人との関わり方などを一緒に見ながら、

何が負担になっていて、何は残したいのか。
これからの自分にとって、何を大切にしたいのか。

を整理するところから始めています。

キャリアだけを見るのではなく、その人の暮らし全体の中で働き方を考えることで、選択肢が見えやすくなることがあります。

自分に合う働き方は「考える」だけでなく、小さく試してみる

ある程度整理できたら、次はすぐに大きな決断をするのではなく、小さく試してみます。

たとえば、

「人と関わる仕事がしんどい」と思っているなら、すべての人間関係が嫌なのかもしれませんし、大人数で長時間関わることだけが負担なのかもしれません。

「今の仕事を辞めたい」と感じていても、仕事内容ではなく、勤務時間や責任の重さを変えると楽になることもあります。

そこで、

50代のこれからの働き方を考える、ノートとパソコンのある明るいワークスペース

・人と関わる時間を少し減らしてみる
・得意だけれど疲れる仕事をひとつ手放してみる
・興味のある分野を単発で学んでみる
・小さな仕事として一度やってみる
・勤務時間や仕事量について相談してみる
・これまでとは違う役割を引き受けてみる

など、小さな実験をしてみます。

大切なのは、最初から「これを一生続けられるか」と判断しないことです。

まず、

「やってみたら、私はどう感じるだろう」

くらいでいいのです。

試したあとは、「できたか」より自分の反応を見る

小さく試したあとに見たいのは、成功したか失敗したかだけではありません。

たとえば、

思っていたより気持ちが楽だった。
面白かったけれど、毎日はやりたくない。
人と話すことは好きだけれど、人数が多いと疲れる。
仕事自体は好きだけれど、時間に追われるのが苦しい。
収入は少し下がっても、このペースなら続けられそう。

こうした反応には、自分に合う働き方を考えるヒントがあります。

頭では「これがいいはず」と思っていても、実際にやってみると違うこともあります。

逆に、最初はあまり期待していなかったことが、自分には意外と合っていることもあります。

だから、キャリアを考えるときには、知識として「自分に向いている仕事」を知るだけではなく、実際の生活の中で試し、自分がどう反応するかを見ることも大切です。

一度で「正解の働き方」を決めなくていい

50代になると、

「もう失敗している時間はない」
「次こそ正しい選択をしなければ」

と思うことがあるかもしれません。

けれど、最初から正解を決めようとすると、かえって動きにくくなります。

働き方は、

試す。
感じる。
少し調整する。
もう一度試す。

そんなふうに作っていくこともできます。

一人で考えていると、

「やっぱり今のままでいいのかな」
「私が我慢すれば済むことかもしれない」
「新しいことを始めるなんて現実的ではない」

と、いつもの考え方へ戻りやすいこともあります。

そんなときは、自分の中だけで答えを出そうとせず、安心して整理できる場を持つこともひとつの方法です。

エトワールでは、無理に大胆な決断をしたり、強くなったりすることを目指しているわけではありません。

今の仕事、心や体の状態、暮らし、人間関係なども含めながら、その人にとって無理なく続けられる形を一緒に探していきます。

50代のキャリアは「何になるか」だけではなく「どう働くか」

これからのキャリアを考えるとき、

「何の仕事をするか」

ももちろん大切です。

でも同じくらい、

「どんなペースなら心地よいか」
「どのくらい人と関わりたいか」
「何に時間を使いたいか」
「どんな責任なら無理なく持てるか」
「仕事以外の時間をどう過ごしたいか」

も大切になってきます。

50代のキャリア迷子から抜けるために、必ずしも大きな答えを出す必要はありません。

まずは、

今の働き方の何が合っていて、何がもう合わなくなっているのか。

そこを整理してみてください。

そして気になる方向が見えてきたら、いきなり人生を変えるのではなく、小さく試してみる。

その反応を見ながら、また整えていく。

そんなふうに、自分に合う働き方は少しずつ作っていくことができます。

おわりに

50代になり、

「これからの働き方を考えたいけれど、何から考えたらいいかわからない」
「今の仕事を続けるか、変えるか迷っている」
「仕事だけではなく、これからの暮らし全体を一度整理したい」

と感じているなら、一人で答えを急いで出さなくても大丈夫です。

コーチング・エトワールでは、50歳前後の女性が、自分を削らずに心・体・生き方を整え直すためのサポートを行っています。

今の働き方や生活を整理しながら、「これから何を増やし、何を減らし、どんな形なら自分らしく続けられるのか」を一緒に考えていきます。

必要な方には、まず30分の無料相談で今のお話を伺っています。

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