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コーチングの効果とは?|プロコーチとの対話で起こる5つの変化

2019.01.22

「コーチングって、話を聞いてもらうだけなの?」

初めてコーチングを検討するとき、そんな疑問を持つ方は少なくありません。

相談するなら家族や友人でもいいのではないか。自分で考えれば十分ではないか。そう感じる方もいるでしょう。

けれど、コーチングの目的は、単に悩みを聞いてもらうことではありません。

対話を通して頭の中を整理し、自分では気づきにくかった考え方や選択肢を見つけ、実際の生活でどうしていくかまで考えていく。その一連のプロセスに意味があります。

40代、50代になると、仕事だけ、家族だけ、自分の気持ちだけ、と一つずつ切り離して考えることが難しくなってきます。

これまで積み重ねてきたものがあるからこそ、簡単には決められないことも増えていきます。

この記事では、プロコーチとの対話によってどのような変化が起こりやすいのかを、5つの視点からお伝えします。

こんな人へ

頭の中では何度も考えているのに、同じところを行ったり来たりしてしまう。

これからの働き方や生き方を見直したいけれど、何から手をつければいいのか分からない。

周囲には相談できても、本当の気持ちまでは話しにくい。

そんなとき、コーチングという方法が役立つことがあります。

大きな目標が決まっていなくても構いません。

「今のままでは少し違う気がする」という段階から整理していくこともできます。

今日持ち帰れること

コーチングを受けると、突然別人になるわけではありません。

起こるのは、もっと小さく、現実的な変化です。

考えが整理される。

今までとは違う見方ができる。

自分が大切にしたいものが少しずつ分かってくる。

その結果として、次に何をすればよいのかが見えやすくなります。

ここから、その流れを具体的に見ていきましょう。

1.頭の中にあるものを分けて考えられるようになる

悩んでいるとき、私たちの頭の中ではいくつものことが同時に動いています。

仕事は続けたいけれど、今の働き方はつらい。

家族は大切にしたい一方で、自分ばかりが合わせることには疲れている。

変化を望みながらも、今まで築いてきたものを失うのは怖い。

こうした気持ちが重なると、やがて全部が一つの大きな悩みに見えてきます。

すると、「結局どうしたらいいのか分からない」という状態になりやすくなります。

そこで必要になるのが、絡まっているものを分ける作業です。

事実として何が起きているのか。

その出来事を、自分はどのように受け止めているのか。

何を怖がり、何を守りたいと思っているのか。

さらに、本当はどうなれば少し楽なのか。

対話の中で一つずつ見ていくと、同じ問題でも輪郭が変わってきます。

すぐに結論が出なくても、「私は何に迷っているのか」が分かるだけで、次に考えることは見えやすくなります。

2.自分では見えにくい考え方の癖に気づける

長く使ってきた考え方ほど、自分にとっては自然です。

たとえば、

「仕事なのだから、このくらい我慢するもの」

「自分でやった方が早い」

「家族なら分かってあげるべき」

「断ったら申し訳ない」

という考え方があります。

どれも一概に悪いものではありません。

問題になるのは、その考え方しか使えなくなっているときです。

別の角度から問いかけられることで、

「本当に私がやる必要があるのだろうか」

「続けるか辞めるか以外にも方法はないだろうか」

「相手を困らせることより、嫌われることを恐れているのかもしれない」

といった新しい見方が生まれることがあります。

プロコーチとの対話では、本人が何気なく使った言葉や、何度も繰り返している考え方が手がかりになります。

そこで見えてくるのは、「正しい答え」ではありません。

自分では気づかなかった思考の枠に気づき、選べる範囲を少し広げていくことが目的です。

「決められない」のは性格だけの問題とは限らない

答えが出ない状態が続くと、

「私は優柔不断なのかな」

と自分を責めたくなることがあります。

しかし、40代、50代の選択には、さまざまな要素が関わっています。

仕事上の責任や収入、家族との関係、これからの体力、今まで積み重ねてきた経験。周囲から求められている役割も無視できないかもしれません。

さらに、自分自身が今後どのように生きたいのかという思いもあります。

これだけ多くの条件が重なれば、簡単に答えが出ないことは不思議ではありません。

だからこそ、「決断力をつけなければ」と考える前に、何が混ざっているのかを整理する必要があります。

これは性格を直す話ではなく、整理して扱うことのできるテーマです。

エトワールのセッションでも、最初から結論を急ぐことはありません。

まず確認するのは、今どんな状況にいて、何に一番負担を感じているのかという点です。

そのうえで、周囲の事情と自分自身の希望を分けながら見ていきます。

整理が進んでから、「では、どんな選択なら自分に合いそうか」を一緒に考えていきます。

3.自分が大切にしたいものが見えやすくなる

迷っているときには、「どうすればいいか」に意識が向きやすくなります。

ただ、その前に確認しておきたいことがあります。

それは、「私は何を大切にしたいのか」ということです。

たとえば転職を考えている場合でも、求めているものは人によって違います。

収入を増やしたい人もいれば、自由な時間を増やしたい人もいます。

能力をもっと生かしたいのかもしれません。

あるいは、仕事自体を辞めたいのではなく、今の人間関係や働き方から離れたいだけという場合もあります。

大切にしたいものが違えば、選ぶ方法も変わります。

特に40代、50代では、「やりたいこと」だけで決められないことも増えてきます。

そんなときは、すべてを変えようとする必要はありません。

今後も残したいものは何か。

少し変えたい部分はどこか。

もう引き受けなくてもよいものはあるか。

一つずつ見直すことで、自分なりの判断基準が見えてきます。

4.気づきを具体的な行動に変えやすくなる

考えが整理されただけで、現実が自動的に変わるわけではありません。

次に必要なのは、気づいたことを日常の中で試してみることです。

たとえば、上司に一度相談してみる。

家族に希望を一つだけ伝える。

予定を一つ減らしてみる。

頼まれごとに、その場ですぐ答えない。

興味のある仕事について情報を集める。

こうした小さな行動でも十分です。

重要なのは、大きな決断を急ぐことではありません。

今の自分に無理なくできるところまで、行動を小さくしていくことです。

「辞めるか、我慢するか」

「言うか、黙るか」

それまで二択に見えていたものでも、話しながら整理すると第三、第四の方法が見えてくることがあります。

選択肢が増えることで、動きやすくなる人は少なくありません。

5.繰り返しやすいパターンに気づけるようになる

一度気づいたからといって、長年の習慣がすぐに変わるとは限りません。

「もう抱え込まない」と思っていても、忙しくなると以前のように全部引き受けてしまう。

相手の機嫌まで背負わないと決めたのに、関係が悪くなりそうになると、また自分が合わせてしまう。

こうしたことはよくあります。

意志が弱いからではありません。

人は慣れている方法ほど、余裕がないときに使いやすいからです。

継続して同じコーチと話していると、

「前にも似た場面がありましたね」

「今回は以前と違う選び方ができていますね」

と、自分だけでは見落としやすいパターンや変化を確認できます。

一人で考えているうちに、

「やっぱり私が我慢すればいいのかな」

という元の考え方へ戻ってしまうこともあります。

そんなとき、安心して整理し直せる場を持っておくことも一つの方法です。

家族や友人に相談するのとは何が違う?

身近な人に話すことにも、大きな意味があります。

自分のことをよく知っている家族や友人だからこそ、理解してもらえることもあるでしょう。

ただし、近しい関係には、その人自身の思いや立場もあります。

「そんな会社、辞めた方がいいよ」

「ここまで続けたのにもったいない」

善意からそう言われても、自分の本音がかえって分からなくなることがあります。

プロコーチは、家族でも友人でもありません。

相談者がどの選択をしても、直接の利害が変わらない立場です。

一定の距離があるからこそ、すぐに結論を出さず、自分自身について考えやすくなります。

安心して話せることと、少し客観的に自分を見られること。

この二つを同時に持ちやすいのが、コーチングの特徴です。

コーチングを受けても、すぐに答えが出るとは限らない

毎回のセッションで、必ず明快な答えが出るわけではありません。

むしろ、今まで考えたことのなかった問いに出会い、いったん分からなくなることもあります。

その場では言葉にならなかったものが、数日後にふと腑に落ちる場合もあります。

大切なのは、毎回すっきりすることではありません。

少しずつ自分を見る視点が増え、自分に合う選択をしやすくなっていくことです。

ノートとペン、ティーカップが置かれた明るい相談スペース

気づいただけで終わらせないことが大切

「人の期待を優先しすぎていた」

「仕事を辞めたいのではなく、働き方を変えたかった」

そんなことに気づくのは、大きな一歩です。

とはいえ、理解しただけでは、日常はそれほど変わりません。

次に誰かから頼まれたとき、どんな返事をするのか。

パートナーへ希望を伝えるなら、どんな言葉を使うのか。

仕事との距離を少し変えるとしたら、何から始めるのか。

気づきを生活や言葉、行動、人との距離感に落とし込んでいくことで、少しずつ現実が変わっていきます。

エトワールでは、無理に強い人になることを目指していません。

何でもはっきり断れる人になる必要もありません。

その方の性格や仕事上の立場、家族との関係、体力、今の状況を見ながら、続けられる整え方を一緒に探していきます。

誰にでも同じ方法が合うわけではないからです。

今日できること|悩みを3つに分けてみる

今、気になっていることを一つ選んでみてください。

紙やスマートフォンのメモに、

「実際に起きていること」

「それについて自分が考えていること」

「本当はどうなったら少し楽か」

の3つを書き出してみます。

たとえば、「仕事を辞めるか迷っている」という場合。

実際に起きているのは、残業が増えていることかもしれません。

そこから「このままでは続けられない」と考えている可能性があります。

さらに見ていくと、本当の希望は「辞めること」ではなく、「もう少し余裕を持って働くこと」だと分かる場合もあります。

正しい答えを出そうとしなくて大丈夫です。

一つの塊になっていた悩みを分けるだけでも、見え方は少し変わります。

目標が決まっていなくてもコーチングは使える

「やりたいことが決まってから受けるもの」

コーチングに対して、そんなイメージを持っている方もいるかもしれません。

実際には、まだ答えが出ていない段階でも利用できます。

何が嫌なのか分からない。

この先どうしたいのか、うまく言葉にできない。

いくつか選択肢はあるけれど、決め手がない。

そうした状態を整理するところから始めても構いません。

人生を大きく変える必要もありません。

「これは残したい」

「ここは少し変えたい」

「これはもう背負わなくていい」

そんなふうに分けられるだけでも、自分の選択はしやすくなります。

プロコーチとの対話は、人生の答えを代わりに決めてもらうためのものではありません。

自分自身のことを整理し、自分で選べる状態をつくっていくための時間です。

一人で考えていると同じ場所へ戻ってしまうときには、誰かと一緒に整理する方法もあります。

エトワールでは、現在の状況や迷っていることを伺いながら、その方に合う整理の仕方を一緒に考えています。

サービスの詳しい内容は「サービス」ページからご覧いただけます。

「自分の場合は何から整理すればいいのだろう」と感じる方には、無料相談30分もご用意しています。

サービス内容はこちら、無料相談30分はこちら